フェアリーゴーン 第9話 考察・感想~仲間の死で蘇るマーリヤのトラウマ~

フェアリーゴーン 10話 考察・感想 ネタバレアニメ
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あらすじ・ネタバレ

  • シュヴァルツが、人工妖精を暴走させた目的は、自作自演で陛下を守り、その報酬として「妖精武器」を統一ゼスキアからもらうため
  • 妖精武器「フラタニル」をもらうシュヴァルツ
  • ウルフランと接触しているレイ・ドーン
  • リスカーと手を組んでいるシュヴァルツ
  • そのリスカーとも面識のあるウルフラン
  • ドロテアが妖精武器の輸送列車の警備にあたる
  • シュヴァルツの意図により、リスカーが輸送列車を襲う
  • ドロテアメンバーの「オズ」が命を落とす
  • マーリヤは責任を感じ、自己嫌悪に陥る
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考察 ~掘り下げポイント~

ウルフランのポジション

フリーの戦友であり、アニメフェアリーゴーンでの重要人物の「ウルフラン」ですが、現在確認されているウルフランの動向は

  1. シュヴァルツと人工妖精暴走の件で接触
  2. 七騎士の一人「リスカー」とも二度接触
  3. 上記の二人とは敵対関係である、レイ・ドーンとも接触

はい、「1.2」と「3」で、勢力図に矛盾が生じています。

フェアリーゴーン 10話 考察・感想 ネタバレ

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ウルフランはシュヴァルツとレイ・ドーンのどちらの勢力に属しているのでしょうか?

筆者の考察では、恐らく「レイ・ドーン側の勢力に属している」と思われます。

理由①➡フリーにとって、マーリヤのヴェロニカのような関係のウルフランをレイ・ドーンとグルにすることで、物語終盤、レイ・ドーンと相対したときに「マーリヤとフリー、ヴェロニカとウルフラン」の胸熱展開にすることが出来る

理由②➡ウルフランの今までの行動から、スパイとしてシュヴァルツの情報を集め、レイ・ドーンに流す。という動きが一番自然で違和感がないように思える。

て感じですかね。

リスカーはシュヴァルツの仲間というよりは「戦いを楽しみたい」というタイプの人間なので、ウルフランがスパイであろうがシュヴァルツにわざわざ告発したりもしないでしょう。

シュヴァルツが、妖精武器を確保しようとしたり、ドロテアの戦力をリスカーと対峙させて削いでいる所を見ると、

目的はレイ・ドーンを含めた統一ゼスキアに対する下剋上のようなものだと思われます。

が、筆者の考察通りなら、レイ・ドーンのスパイであるウルフランの密告により、レイ・ドーンに筒抜けなので、小物で終わりでしょう。

この勢力で、ドロテアの脅威となりそうなのは、むしろリスカーですね。

彼は、下手すりゃ物語の終盤で、マーリヤ達とレイ・ドーン達の一戦に単独で加わってくる可能性も考えられます。

統一戦争「七騎士」の「妖精武器」

今回の話で初めて登場した「妖精武器」。

現時点での特徴は、

  • 統一戦争で活躍した七人の騎士の所有武器だったこと
  • 対妖精に特化した武器であること
  • 所有者は現在3名で、「アウラー局長、リスカー、レイ・ドーン」

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シュヴァルツが必死こいて妖精武器を欲しがっていたのを見る限り、かなりの軍事的価値がありそうな妖精武器。

所有者がマーリヤの周りに三人もいることが興味深いですね。

マーリヤの「妖精月」となにか関係があるんでしょうか?

恐らく、「妖精武器」と「妖精月」は密接な関係にあります。

統一ゼスキア軍の内部勢力がギクシャクしているこのタイミングで、シュヴァルツもレイ・ドーンもアーケイムもグイカーリンも妖精省も、皆「黒の妖精書」を狙っています。

黒の妖精書の中身の重要な部分がおそらく「妖精月」です。

「妖精武器」と「黒の妖精書の内容」を併用することで、一国を支配できるほどの軍事力が手に入るから、「妖精武器」を持っている組織が「黒の妖精書」を手にし、統一ゼスキアを我が物にしようとしているんだと思います。

マーリヤのコンプレックス「災いの子」

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シュヴァルツの命令により、妖精武器の輸送護衛中のドロテアを襲撃するリスカー。

統一戦争七騎士の名は伊達ではないらしく、アホ強いです。

フリー達を圧倒するリスカー。その影でピンチのマーリヤを命がけで助ける「オズ」。

しかし、マーリヤの代わりに、オズは致命傷を受け、息を引き取ります。

フェアリーゴーン 10話 考察・感想 ネタバレ

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この「自分の周りの人が自分のせいで死ぬ」というシチュエーションは、マーリヤにとってはトラウマそのものです。

過去にもマーリヤは大切な人を亡くしています。

それはマーリヤの両親と、親代わりの「ヴィクトル」です。

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周りの人間が不幸になることから、「災いの子」と呼ばれてきたマーリヤ。

罪悪感と自己嫌悪に苦しみながらも、それでも親友のヴェロニカを探すため、ドロテアに入り、ようやくそのドロテアの仲間たちと打ち解けてきたのです。

ようやく「ドロテアの皆のことを大切だ」と思うようになった途端、仲間の死です。

嫌でも思い出すでしょう。過去にも自分のせいで大切な人がいなくなったことを。

過去の「災いの子マーリヤ」というトラウマが、再び現在のマーリヤを襲います。自分のせいで仲間が死んだという事実にマーリヤはどう向き合うのでしょうか。

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9話 「転がる石と七人の騎士」感想

やっと過去のトラウマを一時忘れていたマーリヤでしたが、仲間の「オズの死」によって、それは再び呼び起こされました。

次回の10話は、「仲間の死」と「過去のトラウマ」を乗り越えるマーリヤがメインの回になりそうです。

さあ、一話から描かれてきた主人公マーリヤの過去を彼女がどう乗り越えるのか?

超楽しみですね。こーゆーキャラの心理表現大好きです。

それでは、また次回。

6/9 3:13 ~そろそろ夏なので、名残惜しくホットコーヒーを啜りながら~

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