映画【海獣の子供】ネタバレ考察「空と海の正体は?・海の幽霊とはどういう意味なのか?」

映画 海獣の子供アニメ
この記事は約8分で読めます。

まずはこのブログにお越しいただきありがとうございます!( `ー´)ノ

今後ともよろしくお願いいたします!
※本記事内の画像の権利者:©2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会
※本記事内の画像の出典元:海獣の子供公式サイト

星の星々の、海は産み親、人は乳房、天は遊び場

スポンサーリンク

映画【海獣の子供】について

今回の記事の【海獣の子供】ですが、「一体どんな物語なの?」と気になって皆さん映画館に行かれたと思います。

筆者も、もちろんそうでした。しかし、「海獣の子供」はいわゆる「考えるな、感じろ」スタンスの映画で、見終わった後ですら・・・結局どういう話やったんや?となる可能性が高い作品でしたw

めちゃめちゃ気になったので、

この度、筆者は漫画原作を購入し、【海獣の子供】を完全理解いたしました!


せっかく理解したので、今回の記事を通して、皆さんに【海獣の子供】の謎に包まれた内容について解説していこうと思います!

1から10まで全て説明していると量が膨大になってしまうため、皆さんが気になっているであろうテーマとその答えを筆者が選び、軽い説明を添え、羅列していくような記事にしましたので、見たいテーマだけを見てもらってもいいかも。

要は、映画の補足説明と答え合わせですねw

ぜひ、これを読んで物語を理解して楽しんで頂けたら!と思っております。

スポンサーリンク

【海獣の子供】はどういう物語?

↓皆さんが気になっている物語の内容は・・・

☆『知 』を求め、取り憑かれたかの様に求め続ける人間と、人間には到底辿り着くことのない、辿り着いてはいけない自然(海)の秘密の物語

☆「生誕祭」という、人間には届かない海の神秘や歴史をひと夏で垣間見た、1人の少女の物語

ざっくり言うと、こんな感じです。

この「一人の少女」っていうのが、主人公にあたる「ルカ」です。

海獣の子供 映画 ルカ
©2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会

ルカは、夏休みに「海」「空」に出会います。

海獣の子供 空
↑空
海獣の子供 海
↑海

©2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会

「ルカ」「海」「空」の3人によって物語は動いていきます。

筆者も映画を見て、分からないことだらけでした。分からなかったことと、その説明を目次などにも表記しますので、見たい部分だけを見て頂いても結構かと思います。

スポンサーリンク

「空」と「海」の名前の意味

重要人物の2人の名前について映画を見ているときも、原作漫画を読んでいるときも、終始考えていましたが、結論は「意味はあんまりない」。こうなりました。

冒頭にも言いましたが、この物語をざっくり説明すると「人間には見えていない世界の仮説と、それをを垣間見た少女」の物語なのです。

私たちに見えていない世界なので、定義は自由です。世界の仮説を説明するうえで「登場人物を海や空そのものを擬人化したもの」とした方が幻想的なイメージを確保出来るような気がします。

しかし別に、「空」と「海」が実際にそれと繋がっているとか代表者だとか、そーゆーわけではないので、名前の意図は「幻想性をより高める」だと思いましたね。

スポンサーリンク

「海の幽霊」と「発光現象」の正体は?

作中では、ある日突然発光しながら消えてしまう魚がたくさん描写されています。

この現象について人々は研究を始めます。具体的な場所や機関は、海洋学者達などや水族館です。その研究によって人々から研究対象とされたのが「空」と「海」です。

「空」たちの体質は特殊で、ジュゴンに育てられたため、体が乾燥に弱く海での生活に適した体質になっています。

分からないことは調べようとするのが人間であり、人々は「空」たちがこの謎の現象の手がかりになるのでは?と、「空」たちを使って謎の発光現象について調査を行います。

映画を見た皆さんは、この発光の正体が気になっていると思います。映画では具体的な答え合わせはありませんでしたから。

この発光現象の正体は、「生まれ変わり」です。

具体的には、人以外の生物から「人」に転生すること。

作中で、かつてルカと同じ体験をした「デデ」がこんな発言をしています。

海獣の子供 デデ

「人間の女は、あっち側の世界から命を運んでくるパイプなのさ。」

©2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会

また、ジムの友人の海洋学者アングラ―ドはこう言います。

海獣の子供 アングラ―ド
「世界のすべての命は繋がっている。その輪から、人間だけが外れている。

©2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会

光となって消えていった魚たちは、この記事の後半に触れる「海獣の子供」となって、人間に転生します。

スポンサーリンク

なぜ命の輪から外れているのか?

これは、人間がコミュニケーションの手段を「言葉」に頼りすぎてしまった結果です。

海獣の子供である ルカとアングラ―ドは作中でこう言っています。

「言葉にするということは、言葉にならなかったことは無かったものにしてしまうことだ。」

どういうことかというと、「言葉」ではすべてを相手に伝えることが出来ないと言っているのです。言いたかったことと、実際に言葉にしたものの意味は全く違うことだってあります。

思っている事すべてを「言葉」で相手に伝えることは出来ません。私たちも日常生活の中で薄々感じているものではあります。

これに対し、人間以外の生物は「言葉」に頼らず、コミュニケーションをとることが出来ます。

作中でジムはこう発言しています。

映画 海獣の子供 ジム
©2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会

「もしかしたらクジラたちは、我々よりもずっと多くの情報を遠くの仲間と共有できているのかもしれない。」

このシーンは、ジムやアングラ―ドたちがクジラの鳴き声の研究をしているところです。

人間以外の生き物のコミュニケーションを描写するにあたって、この物語ではクジラの鳴き声を採用していますが、クジラ以外の生物も「言葉」を使わずコミュニケーションをとっていますね。

人間が犯した罪は、世界の何でもを理解し、乱暴に言語化しようとしたことです。

その報復として、人間は世界の命の輪廻から外されてしまいました

言葉にしてはいけないんです。大切なことほど。

「言葉」にしてしまえば、必ず伝えられない部分が出て来ます。

特に「生誕祭」のような世界の神秘に触れることを「言語化」しようなんて、人間以外の生き物からすると「ふざけるな!」と思うようなことですよね。

輪の外にいるくせに踏み込んでくるな!みたいな。

もしくは、人間だけが「言葉」で会話する様になったから、ほかの生物同士の会話を理解することが出来なくなって自然と外れた説もあります。

ここは、原作でもハッキリとした答え合わせはされていないので、読者ひとりひとりで解釈が変わる面白い設定でもあります。

余談ですが、米津玄師さんが担当された映画「海獣の子供」の主題歌である「海の幽霊」のサビ部分の「♫大切なことは、言葉にならない」ってフレーズは、この設定から来ている歌詞です。

映画終盤に、ルカと空と海が交わした「約束」や「生誕祭」のことを表しており、海獣の子供である「ルカ」は大切なことほど言語化してはいけないことを理解している。そのことを示しています。

スポンサーリンク

「海獣の子供」の意味と正体

映画のタイトルにもなっている「海獣の子供」というワードですが、その正体について作中でそれとないヒントはちりばめられています。

「海獣の子供」とは、「海獣」として海に生まれるはずが、何らかの理由で「人間」に生まれてしまった人々のことです。

作中では難しく説明されていましたが、特に難しく考える必要はないです。

海獣とは、海の生き物を表しています。

今回は、たまたま海獣に重点をおいていますが、転生はどんな種類の生き物にも起きます。

他のテーマで触れましたが、人の命は「あっち側の世界」からパイプを伝って、生まれています。

「人間」だけが、世界の命の輪廻の輪から外れており、そういった意味で考えると「人間に生まれてしまった」という表現もしっくりきます。輪から外れるわけですから。

特徴は、人間とコミュニケーションをとるのが苦手という点です。

その理由は、
もともと海獣として生まれるはずだったので、「人間」としての言語機能がうまく働きにくいためです。空気が読めないみたいな認識に近いです。

映画の、ルカの同級生との関係が上手くいっていない描写や、ルカのお母さんが旦那さんとうまくいっていない描写の理由は、ここの設定によるものです。

キャラとしては、「ルカ」や「ルカのお母さん」、「アングラ―ド」が海獣の子供です。表記はないですが、以前の「生誕祭」でゲストに選ばれてた「デデ」も恐らくはそうです。

ちなみにアングラ―ドは、海獣ではなく、「花」から転生しました。

海獣の子供は、人間の言葉を理解することは出来ません。もともとの種族の言葉を持っているからです。

ですが、そんな彼らが人間の言葉を理解する瞬間があります。

それは、転生する前の種族の言葉を聞いた時です

ルカの場合は、小さいころに親御さんと訪れた水族館で、水族館内の生き物の声を聴き、「その瞬間」が訪れました。何の生き物がルカの転生前の生き物なのかは、漫画でも明らかにされていないですが、「クジラ」なのかな?と筆者は考えています。(水槽内のクジラに釘付けでしたし)

これがアングラ―ドの場合は、「花」だったわけです。漫画原作の方で、アングラ―ドが幼少期に訪れた花屋さんで「その瞬間」を迎えた回想描写が描かれていました。

その他にも、海獣の子供はクジラたちを含めた「言葉」以外のコミュニケーションを行えるため、クジラたちの鳴き声などから情報を得られるという特徴もあります。

人間にはもちろん、ただの鳴き声にしか聞こえません。

だから、浜辺で「空」と「ルカ」が出会った際に、クジラの言葉を聴き取れているルカに空は驚いていたんです。おまえ、海獣の子供か。と。

クジラの言葉を聴き取れて、あの時には既に「生誕祭のゲスト」に選ばれることが決定していました。

海獣の子供であるルカが何かを感じていてもおかしくないのですが、全然何にも気づいていない鈍いルカを見て、空は「つまんないな」とからかっていましたね。

スポンサーリンク

まとめ

~part2~ももちろん書きます。まだまだ海獣の子供の秘密はあります。

たとえば、「空」と「海」は、ジュゴンから転生した海獣の子供。ってわけではないんです

ここらへんの話をpart2ではやろうかなとおもっています。

ぜひ見てくださいね。それでは、また次回。

8/7 16:20 ~海獣の子供を思い返し、コーヒーを一啜り~

アニメ
スポンサーリンク
たく~んをフォローする
おいでよ!アニメ考察の森

コメント

タイトルとURLをコピーしました