フェアリーゴーン 第10話 考察・感想・ネタバレ~「災いの子・マーリヤ」の居場所ドロテア~

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あらすじ・ネタバレ

  • オズの死に悲しむも、局長ネインの任務を遂行宣言により、カルオーの妖精武器の査察にむかうドロテア
  • フラタニルはシュヴァルツの元へと渡っている
  • マーリヤは、「アーケイム」「グイカーリン」と並ぶ3大マフィアの1つである「ビャクレー」のボス・ジングルの元を訪れる
  • テッドの証言から、「アーケイム」が密造した人工妖精を運んでいると判明
  • 仲間の死に耐え切れず、ビャクレーに戻ろうとするマーリヤ
  • そんなマーリヤをフリー達が説得する
  • レイ・ドーンが統一ゼスキアへの文書をドロテアに託す
  • 大量の人工妖精が、ロンダキアへ
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考察 ~掘り下げポイント~

マーリヤの第2の故郷

前回のリスカーとの戦いにより、ドロテアはメンバーのオズを失いました。

それは、マーリヤにとってトラウマを呼び起こすものであり、彼女は「これ以上自分のせいで誰かが死ぬのは嫌だ」と言い、ドロテアを脱退しようと考えます。

フェアリーゴーン 10話 考察・感想 ネタバレ

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マーリヤは元いた場所に帰ろうとします。そこは、彼女がドロテアに入隊する前に所属していたマフィア「ビャクレー」です。

ビャクレーのボスである「ジングル」さんと久しぶりに再会するマーリヤ。

フェアリーゴーン 10話 考察・感想 ネタバレ

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マーリヤはジングルさんに突然マフィアを抜けたことを謝り、ジングルは突然帰ってきたマーリヤの様子をみてすぐに何かあったと察したようです。

二人の長い付き合いを連想させる描写ですね。

だからこそマーリヤはここに帰ろうとしているのでしょう。しかも「災いの子」であるマーリヤがいたにも関わらず、「ビャクレー」では死者が出ていないといいます。

マーリヤの心情を察したジングルは、マーリヤに「戻ってこないか」と提案。

自分のせいで誰かが死なない「ビャクレー」がマーリヤにとっての良い居場所なのかもしれません。

災いの子・マーリヤを許容してくれたドロテア

そうして、ドロテアに居続けようとする意志がマーリヤから消えかけていたとき、「ビャクレー」の門が叩かれます。

ジングルとマーリヤのいる部屋に入ってきたのは、フリーをはじめとしたドロテアメンバー達です。

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フリー達は、ジングルにマーリヤを任せて欲しいと願います。

それに対し、ジングルは「お前の肝は据わっていない」と一蹴。

しかし、フリーは
「覚悟はある、仲間の為なら命を賭ける」と食い下がり、マーリヤを守る覚悟があることを誇示します。

そしてマーリヤのもとへ行き、

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ー「逃げるな。俺たちのために逃げ出したりしなくていいんだ。」

と一言優しく語りかけるフリー。

フリーはマーリヤと同じく親友や大切な人を何人も戦争で亡くしており、それが軽い覚悟で放たれた言葉ではないのは、マーリヤにもジングルにも伝わりました。

災いの子の自分にそこまでの覚悟をして受け入れてくれるドロテアとフリーに、マーリヤの目は嬉し涙で溢れています。

そんなマーリヤの姿を見て、ジングルも「根性はありそうだ」と、願いを聞き入れることにしたようです。

マーリヤと同じ体験をしているフリー達にしか、これは出来なかっただろう。

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妖精省と「黒の妖精書・六」

妖精省は、「黒の妖精書・六」の情報を呟きました。その内容から「妖精憑き」と「融合」の二つが関係していることが読み取れます。

フェアリーゴーン 10話 考察・感想 ネタバレ

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「妖精憑き」とはすなわちマーリヤのことで、マーリヤが黒の妖精書の「核」のような存在であることがより確実なものとなりましたね。

アーケイムとシュヴァルツによる「クーデター」

一方、その頃ロバートの賢明な聴取により、テッドから「アーケイムが人工妖精をどこかへ運んでいた」という情報が出ました。

アーケイムの狙いは、「その運び込んだ人工妖精を使って統一ゼスキアにクーデターを仕掛けること」でしょう。

実際に裏で糸を引いているのは、やっぱりシュヴァルツですね。妖精武器の「フラタニル」で戦闘稽古を行っている描写もあり、自身もクーデターに参加するつもりなのが伺えます。

フェアリーゴーン 10話 考察・感想 ネタバレ

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フェアリーゴーン9話の記事でレイ・ドーンがシュヴァルツの陰謀をウルフランというスパイを使って把握しているという考察を立てましたが、これが見事的中しそうです。

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そう考えれば、終盤にレイ・ドーンがドロテアに託していた文書の中身も自然とシュヴァルツの企みを統一ゼスキアに伝えるものだと推測が出来ます。

そして、10話終盤、大量の人工妖精が首都・ロンダキアに向かう描写があり、11話はクーデターメインの乱戦回になりそうです。

フェアリーゴーン 10話 妖精兵

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10話「災いの子」 感想

1話から描写され続けてきた「災いの子・マーリヤ」。

そのトラウマをマーリヤが乗り越えた今回の10話、大変良かったです。フリーが男前でしたし。

でも個人的には、早く締めすぎではないかと感じました。2話構成にしてもっと過去のマーリヤの話とかをジングルからフリー達へ伝えたりして、フリーの葛藤とかを描いたほうが良かったのにな~。

もしかしたら、トラウマを乗り越えられた要因であるフリーが命の危機とかに陥ったりして、そこでもっと掘り下げたりするのかもしれないですね。

そん時に、守られてばかりのマーリヤがフリーを守ったりすると、なかなか盛り上がるんじゃないかと思います。

11話はシュヴァルツ率いるアーケイムとリスカーVS統一ゼスキアとドロテアの乱戦が見れそうで楽しみです。

それでは、また次回。

6/18 18:38 ~投稿が途切れ、懺悔の意を込めコーヒーを一啜り~

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